二度にわたる債務整理

人は同じ過ちを繰り返すものなのか?一度目の債務整理の発端は大学を卒業してすぐに就職したディーラーで売り上げを上げる為に自腹を切りその為に消費者金融に手を出したのがきっかけで、あまりにも簡単に現金が手に入ることで理性が崩れてしまい自らの欲望のままに買い物をし、足りなくなれば他の消費者金融から借り入れては返済するという自転車操業状態に陥ってしまいました。しかしそういう状態もいつまでも続くわけは無く、ついには正規の消費者金融からは借り入れが出来なくなってしまい、今から思えば本当に馬鹿なことをしたと思いますが、闇金に手を出し、挙句に保証金詐欺にまで遭ってしまいました。自分の力ではもうどうしようもなくなり、ついには闇金からの取立ての電話が勤務先や自宅にかかってくるようになり、家庭も崩壊してしまいました。

結局、司法書士に依頼し、正規の金融業者へは過払い金の請求と金利の引き直しを、闇金業者に対しては違法な貸付である為債務は存在しないことを通知して解決してもらいました。さすがに保証金詐欺だけは警察に届けても実態がつかめず泣き寝入りにはなってしまいましたが。何とか解決してもらい暫くは自重していたのですが、またしてもやってしまいました。携帯のICカードから発展してクレジットカードを作ってしまい、あっという間に限度額一杯まで使ってしまいました。しかも一枚だけではなく三枚ともです。その間に再婚しましたが、妻には家計を握らせず自分で管理していました。勿論妻もパートをしていましたが体調を崩してしまい私一人の収入で家計をやりくりしなければならなくなりました。しかし、そういう状態は長く続かず、ついには破綻してしまいました。妻には前回の債務整理の事も今回の事も全て話し、相談した結果、弁護士に依頼し債務整理を行う事となりました。弁護士からは自己破産か任意整理を薦められました。確かに任意整理ならばある程度の財産、例えば車などは手元には残りますが、同時に負債も残ります。結局、債務は支払わなければならず、生活が逼迫することは明らかでした。自己破産でも場合によっては管財事件となる可能性もあり預託金も高額になりそれもネックにはなりました。今回の事で人から見れば今頃と思われるかもしれませんがやっと目が覚め、自己破産してまったくのゼロからのスタートをすることにしました。

その事には妻も賛成し協力してくれ、今も傍にいてくれます。幸いにも私の場合は管財事件にも少額管財事件にもならず自己破産と同時廃止で進めることとなりました。また、弁護士費用も法テラスを利用することができ費用面での不安負担も少なくなりました。

今回自己破産するに辺り様々な書類を取り寄せたり、弁護士と打ち合わせしたりと膨大な時間と労力を使いましたが、2011年12月、自己破産と同時廃止の決定がおりました。失ったものは沢山ありますがそれでも新しい家族とゼロからのスタートを切れることの方が大きいと感じました。もし、債務で悩んでおられる方ならば、私のようにならないように早めに家族に相談し、専門家の力を借りて解決することをお勧めします。恥ずかしいとか辛いという思いは初めだけです、全てが解決した時はすがすがしい気持ちと明日への希望が残ると思います。

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